過去の恋愛についてお話します。
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登場人物

:Y…型第一の男
:山元…型男
:池谷先輩…信用出来る♀
:Kちゃん…高校からの親友
:Mくん…イケメン型男
富田さん:の会社の同僚
田代君:救世主の友達♂
結衣:高校の同級生♀
金田さん:「夏の恋」の相手
かっちゃん:「乙女な男」
石田さん:ヤンキーな彼

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プロフィール
HN:
性別:
女性
職業:
AB型主婦
趣味:
PC&睡眠
自己紹介:
elouai's doll maker 3

◎2006.7.21Blog開設◎
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こんな風に嫌な思いをしてスキーは終わった。
やっぱり行かなきゃ良かった…
メンバーって大事ね。痛感。
このメンバーで二度目はない。
もしもまた先輩に頼まれたとしても、
今度はきっぱり断ろう。

スキーから帰宅して1週間後、Yから電話が…。

 「スキー行ったんだって?」

私「うん、行ったよ。」

 「ひどいよなぁ…置いてけぼりだもんな

私「は?だって自分で行かないって言ったんでしょ?」

「そんな事一言も言ってないよ
 誰が言ったの?それ。」



・・・


富田さんだ!!!


直前の電話でそう言ったのは確かだ。


あのヤロォォーーーーーーーッ


にはスキーは行かない事になったと嘘をつき、
私たちには「あいつは行かないらしいよ」とまたこっちにも嘘をつき…

一瞬のうちに悟った。

策略だったんだ!


は私がを好きなのに気付いている。
だから会わせたくなかったんだ…
男の嫉妬。

あのおやぢめ…どうしてくれよう?
(#`皿´)<怒怒怒怒怒怒!!!

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あったま来た…
どう文句言ってやろう
でも富田さんに電話をするのは嫌だった。
かと言って会うのはもっと嫌だ。
悶々と過ごしていると、すぐにその機会が出来た。

ある日また飲み会をする事になった。

先輩、山元さん、富田さん、町田さん、私。
そして今回はYも。
お酒好きのは飲み会は何としても出る人だ(笑)
いい機会だ。

はっきりさせてやる( ̄⌒ ̄)

飲み会が終わって解散。
みんなそれぞれ帰宅しようとした時にと二人で歩いていた私。
突拍子もない事を言い出した。

富田さんと付き合っているんでしょ?」

何を言い出すのこの人は
私が付き合っているのはあんたじゃなかったのかい…

「そんなわけないでしょっ!!!」

私たちのすぐ後ろには富田さんがいる。

トドメを刺してやろうじゃないの(▼∀▼)

トドメをさしてやるっ
人の恋路を邪魔する人間は馬に蹴られてしまえ(`ヘ´)

後ろにいると分かっている。
おもむろにグルリと振り返って一気に捲くし立てる。

私「Yったらおかしな事言うんだよ~!
  私と富田さんが付き合っているって言うの。

  そんなわけないじゃんね~!!


 「・・・」


目を見開いていた。
きっと自分では付き合っているとでも思っていたのだろう…
冗談じゃない!
これ以上勘違いさせてたまるもんですか!!
Yの前でそう宣言。
より効果的。

完全勝利!!!


Y「えっ…ほんとに付き合ってないの?」

私「だ~か~ら~!違うって言ってるでしょ?あり得ないよ 


こうして富田さんとの事は今度こそ一件落着した。
富田さんとの事は一件落着。
これにはほんとにホッとした
Yの前でアピール出来たと言うメリットも大きい。

翌日、落ち着いて考えてみた。

は「私と富田さんが付き合っている」
と勘違いしていた。

だからなのか…?連絡をしてこなかったのは…。

でもわざわざ聞いてきたって事は
私の事をまだ気にしているから…
うぬぼれではなく、こう解釈してもいいだろう…。

ただ筒抜けだった事には驚いた
「そんなわけないでしょ!」と否定した私の後に

「だって送ってもらっているんでしょ?」

と言っていた…
う~ん…どうなんだ、これ?
は同じ会社だ。
しゃべったのか、それとも社用の車からのマイカーに
乗り換えする所を見たのか…
謎だ。

私からしたら、の親切に甘えていた行動だったけれど
周りからしたら、が勘違いしたように
「付き合っているから一緒に帰っている」
と言う風に見えていたと言う事だ…。

言動・行動には気をつけなくては。
何はともあれ、これでYも心置きなく
私に連絡を寄越してくるだろう
あんなにはっきり宣言したのだから疑いようがないだろうし。
久々に気分が上昇
今か今かとの連絡を待つ毎日。

でも結局病気は治らない…
いつものように連絡が途絶えた。

あの人は何を考えて連絡をしてこないんだろう…。
その事が私をどんなに悲しませているか、
全く考えた事がないのだろう。

毎晩からの電話を待ち、
毎日会社ではが仕事で来てないか
社内をウロウロしたり…
の姿を見た日は
「今日はなんてラッキーな日なんだろう
とまるで小学生の乙女みたいに思う日々。

そんな風に過ごしているなんて思いもしないのだろう。


私だけが好きみたい…
私だけがこだわっているみたい…




私はなぜこんなにもの事を好きになってしまったのだろう…
冬が終わって桜の季節。
そして入梅がもうすぐそこまで来ていた。

私は囚われていた…


あの言葉に。


雁字搦めだった。

言葉は罪だ。

不確定な約束。

それでも信じたい私が居た。


しかし。
何事にも限界がある。
随分待って我慢した…方だと思う。

きちんと話をしてカタをつけたい。
私なりのケジメ。

このままでは次に行こうと思ってもいけない。


Yが仕事で来ていた。
社用の車に乗ったままのにこう言った。

「18時にいつもの所で待ってるから」

皮肉なものだ。
私が初めて自分から誘ったのが最後になるなんて。
「18時にいつもの所で待ってるから」

そう切り出した。

でも。

Yは「行く」とも「行かない」とも返事をしなかった。


来ないかもしれない。
でも来て欲しい。
そんな気持ちでいつもの待ち合わせ場所へ向かった。

18時より少し前に着いた。
まだ居ない。

18時より5分ほど過ぎた。
は大抵時間通りに来るから、そろそろ来る…はず。

18時半。
まだ来ない。
仕事が終わっていないのかも…。
待ち合わせするには時間が早すぎたかなぁ…。

19時。
ここにそろそろ1時間居る。
ナンパだ…はぁ。。。

20時。
さすがにお腹空いたな…
もう来ないんだろうな…。

21時。
またナンパだ。
「もう随分ここに居るんじゃない?」
ほっといてよ
でも例えナンパでも人と話せたのは少し気分転換になった。

22時。
足が痛い。。。
涙がポロポロこぼれ落ちた。

23時。
意地だ。
あと1時間待ってから帰ろう。

24時。
天を仰いだ。
夜空がとても綺麗だ。

でも。

なんて悲しく見えるんだろう…


「終わった」

そう思った。
結局6時間待った。
我ながら「凄い」と思う。

でもこの6時間は私にとっては必要な時間だった。

今まで待つだけの自分。
自分からアクションを起こした事は皆無に等しい。
だから出来る事はしておきたい。
何もしないで後悔するのは嫌。

そんな気持ちからだった。
あくまで自己満足の世界。
だからYを責める気持ちなど毛頭なかった。
私が勝手に待っていただけだ。
は「行く」とも言わなかったのだから。

そして。
いつも言いたい事を我慢してしまった。

「もっと知りたい」
「もっと話したい」
「もっと逢いたい」
「もっと触れていたい」


こういう大事な事を正直に話してこなかった。
自分が招いた結果だ。

言わなければ伝わらない。
私は大きく変わろうとしている。
翌日。

目が覚めると、自分でもビックリするぐらい
爽やかな気分だった


「出来る事はやったぞーーっ」

「自由の身だーーーーー!」 



自由の身ってあんた…(笑)

でも叫びたいぐらい高揚していた。
あんなに悩んでウジウジして泣いて…
その日々がまるでなかったかのようにさえ思えた。

私の中では完全に吹っ切れていた。

どうなんだ?この変わり様…
これだから女って…(笑)

これで終わったかのように見えた。

でも小さな事件がこの後起こる事となる…

小さな事件(いや…大きいのかも)が勃発。
意外な所からその事を知る。

それはを待ったあの日から1ヶ月余りが経っていた。

吹っ切れて上昇気分だったある日の晩。
我が家の電話が鳴った。

また山元だ…(ノ_-;)ハア…

「また来シーズンスキー行こうな~


行かねぇよっっ(#`皿´)


↑心の声

そんな話にうんざりしながらも電話に付き合っていた。
すると山元がふと思い出したように話し出した。

「この間おじいちゃんとY殴り合いの喧嘩しててさ~…」

( ̄ェ ̄;) エッ?殴り合い?
毎晩一緒に呑みに行くぐらい仲良しだったのに…?





<(T◇T)>ハッ!まさか…

そう…私には一つだけ心当たりがあった…。
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